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by vMUGIv
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お東騒動 その8

<枳殻邸事件>

昭和53年(1978)
光暢法主が枳殻邸/渉成園を松本裕夫(京都のビル会社社長)に30億円で売却する。
記者会見で、
光暢法主は
「東本願寺が独立するにあたって松本氏に感謝している。
東本願寺の財産を正常化するために使用する」と発言。
三池新二(四男暢道側近の不動産業者)は
「売却するのではない。東本願寺正常化のための資金援助を受ける担保として
一年間お預けするだけ」と発言。
30億円を渡した京都のビル会社社長松本裕夫は
「資金を出す裏付けとして、一年間お預かりする」と発言した。

しかし翌昭和54年(1979)松本は、
光暢法主・四男暢道・四男暢道側近の不動産業者三池新二と共に
背任容疑で書類送検されてしまう。


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裕光株式会社(京都のビル会社)社長 松本裕夫

昭和53年(1978)の3月頃でしたかな、
三池から1,500万円ばかり貸してくれと言われましてね。
仕事の関係で20年来のつきあいやし、まあええやろということで貸したのが始まりですわ。
三池が「一度光暢法主に会ってやってくれんか」と言うので、
御池飯店で水炊きをつつきながらお会いしました。
智子裏方・四男暢道・武内克麿(四男暢道側近の僧侶)も一緒やったな。
それからも法主とお裏さんには何度かお目にかかってます。

三池はそれからも何度か金を借りに来て、気がついた時には数千万の金が出てた。
いくらお寺さんでも、なんでこないに金が要るんやろと不思議な気がしましてな。
私も仕方ないから東本願寺のことを勉強しましたがな。
調べてみると、これがもうめちゃくちゃ。
借金が雪だるま式に増えて自転車操業やっとんのやから、
いくら金があっても足りんはずですわ。

私も商売人ですさかい、
お寺さんに金貸しても利益になるわけやないから、やめよと思たんですわ。
そやけど既に数千万円つぎ込んでしもてるし、
返ってくるアテもないんやから後戻りできまへんがな。
「助けてもらわんと法主はパンクしてしまう」て言いよるしねえ。
親鸞の血をひく生き仏で皇后陛下の妹さんを奥方にしてるような偉い御方が
困っておられるのやったら、お助けしよかという気にもなりますがな。
でも私としても
「何にも無しでこれ以上ズルズル貸し続けることはでけん」と言うたんですわ。
そしたら四男暢道・武内・三池は
「それなら枳殻邸をお譲りしますから、援助を続けていただきたい」て言いましてね。
私は法主にお目にかかって、直筆の念書もちゃんといただいてます。

三池から電話がありましてな。「記者会見があるから出てくれへんか」て言うんです。
ところがいよいよ記者会見が始まる直前になって三池が
「松本さん、あれ一時金を貸しただけやいうことにしてくれへんか、頼むわ」
て言うんです。
「それ、話が違うやないか」て言うてるうちに記者会見が始まってしもた。
で、三池があんなこと喋ったわけですわ。私もいまさら違うとも言われへんしねえ。
しょうがないから、今まで黙っとったんですわ。

どこを調べてもろてもかまいませんけど、
私は東本願寺に貸した金について利子はビタ一文も取ってません。
私は金貸しとは違うんやから。
法主が私に枳殻邸を売るという念書を書かれて、
四男暢道たちはそれで援助を続けてくれと言うたんやから、
利子を取れるはずがありませんわ。
これほどまでした私が、なんで背任で告訴されなあきませんねん。
宗門のことには一切口出しもせんと、
四男暢道たちの乱脈にもじっと我慢して見守ってきたのにですよ。
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16年後の平成06年(1994)大谷家の借金を肩代わりした東本願寺が、
5億3千万円を支払って和解が成立した。



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by vMUGIv | 2018-01-08 00:00 | コト
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