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by vMUGIv
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カテゴリ:大正( 43 )

有島武郎

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谷崎潤一郎の弟 谷崎終平

もう一つの思い出は波多野秋子さんを見たことだ。
当時秋子さんは婦人公論の記者をしていて、兄のところへ原稿の催促か何かで見えたのだが、
少年の私にも美しい婦人だと思えた。
色は浅黒い方だったが、目が実に美しかったと思う。
黒い瞳が黒曜石のように光っていた。
関東大震災の年の6月かに軽井沢の有島家の別荘で武郎氏と心中した人で、
当時の新聞を賑わせた大事件だった。
いかなる理由でも、法的には無論のこと道徳的にも人妻との恋愛など厳しく非難された時代だった。
有島氏はクリスチャンで、奥さんに死別して3人の子供さんを抱えて当時尊敬されていた。
何でも秋子女史の夫という人に脅迫されていたという話だったと思う。
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by vMUGIv | 2008-02-11 00:00 | 大正

柳田国男 学者

◆柳田国男
1875-1962 明治08-昭和37
もと医師松岡操の子 婿養子になる


■妻 法学者柳田直平の娘 孝子


●三穂 
●千枝 赤星夫人 作家柳井統子
●為正 動物学者
●三千 宗教学者堀一郎夫人
●千津




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枢密院議長 倉富勇三郎男爵の日記 大正08年04月21日

東京帝大法学部教授松本烝治の台詞

近来柳田国男〔貴族院書記官長〕が徳川家達公爵〔貴族院議長〕と良からず。
あるいは書記官長を辞むる模様なる。


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倉富日記 大正08年04月24日

倉富&宮内官僚杉栄三郎の会話

倉富◆柳田が徳川と良からざることになりたるは意外なり。
杉◆自分も意外なるが、東久世秀雄男爵の話に
「徳川には気に入る人か嫌いの人か二種あるのみにて中間の人はなく、
柳田も近来は第二種となり、宮田光雄なりしか河井弥八なりしかが第一種となりおれり」
と言いたる。


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倉富日記 大正08年06月10日

柳田国男&宮内官僚小原駩吉の会話

小原◆君は図書頭となる話あるにあらずや。
柳田◆その話はあり。
徳川が自分を嫌いおるにつき、多分徳川より岡野敬次郎に話したるものなるべし。
岡野より波多野敬直に話し、波多野は自分を図書頭と為す事は承諾したる趣にて
岡野よりその話ありたれども、自分はもとより就職の望みなし。
岡野が自分の意向も問わず波多野に相談し
波多野もまた自分の意向も知らずして採用を諾したるは共に不都合にて岡野もタガが弛みたり。
図書頭は現在は陸軍の医者たる森林太郎〔森鴎外〕が兼務し、
その前は理学を修めたる山口鋭之助が兼務したるものなるに、
専務として自分を転任せしめんとするは侮辱の甚きものにつき自分は決して就職するべからず。
徳川も自分を罷めんと欲するならば左様のことを為さざるも自分は辞職するに、
馬鹿な事を為したるものなり。


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倉富日記 大正08年06月16日

宮内官僚石原健三の台詞

先日話し置きたる調査局の寮頭と為すに適当なる人を得がたし。
自分は柳田国男にてもよろしと思えども、波多野大臣はこれを好まず。
他に適当の人なきやと言いおれり。波多野も初めは柳田にてもよろしからんと言いおりたるが、
此節はこれを好まざることとなれり。


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倉富日記 大正08年07月05日

倉富&司法官僚石渡敏一の会話

石渡◆徳川と柳田との折合よろしからず。この事については双方とも必ず理由あるべし。
自分は徳川の話のみを聞き柳田の話は聞かざるにつき
何事も徳川の言う通りのみには思わざるも、
徳川の言うところにては「柳田が各地の講演に行き、
徳川にては無断にて出かけその所在も分からずして困る事多し」とのことなり。
柳田今しばらく在職するならば、少しく注意して徳川の心の安ずるように致すよう話してくれよ。
倉富◆予もこの事については本人よりは何も聞かざるも、他の人よりは種々に聞きおることあり。
結局調和は出来がたかるべし。本人に注意は致すすべきも、
注意をして徳川の方がすぐに本人を処分する様にてはあまり無意味なり。
石渡◆それは大丈夫なり。徳川はすぐに本人を処分するような事なし。
自分らよりも徳川に対し「柳田を処分するならば何か適当な所へ転任せしめざるべからず。
その手段を講ぜずしてただこれを罷むるようの事を為してはよろしからず」と言い置けり。
ただし柳田は官途にてはどこにも満足せざるにつき、
南満州鉄道にでも交渉せざるべからざるかと思いおるところなり。
倉富◆柳田の性質は左の如き所に適するとも思われざるにあらずや。


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倉富日記 大正08年07月07日

柳田国男の台詞

昨年新聞記者某来りて徳川が自分を排斥する手段を講じおる事を報ぜり。
某は愚直なる者につき、自分は話を引き出し結局その事実あることを確かめたり。
かねて徳川の旧臣にて家事に関係しおる山内長人が
「議長に不行届きの事あらば何事に限らず自分に通知してくれよ。
自分より議長に話しこれを改めしむべし」と言いおりたるゆえ、
山内を招きこの事を告げたる次第にて、山内は再訪し
「議長に聞き質したるところ議長は絶対に左様な事を為したる事なし」という旨を報じ来れり。
これは実に驚くべき虚言なり。
これより自分は急に態度を一変し、以前は一切の事につき議長を助けたるも
それ以降は当り前の職務だけを執ることと為して今日に至れり。
この事につき岡野敬次郎より「議長との関係面白からざるゆえ君の為に宮内大臣に相談して
図書頭に採用する事を求めたるところ目的を達する事となれり」と言いたるゆえ、
自分は「自分への相談も為さずして左の如き交渉を為したるは不都合千万なり」
とてこれを詰責し、岡野すこぶる当惑したる様なり。
左の次第にて自分が辞職する事は初めより決心しおるも、
この際議長を懲らしおく必要ありと思い辞表を出さざる所なり。
よりて君が石渡に対し返答を為す必要あらば、以下の如き趣意にて答えらるる事を望む。

『柳田は議長が岡野をして転任運動を為さしめたる事実ある事を認め、
議長の行動は甚だ不当なりと思い今日の態度を取りおるも、
もしそれが柳田の誤解にて議長に左の如き事なかりしかば、
柳田は議長に対し謝罪するのみならずすぐに態度を改むべし。
しかれども議長より依頼されたにあらずして岡野がほしいままに転任運動を為したるものならば、
自分に対して不都合なるはもちろん議長に対しても失礼千万なるにつき、
議長より岡野を充分に詰責せらるる必要ありと思う』

官途の情弊には真に懲り果てたるにつき如何なる所にも転任する意なし。
岡野が愛憎甚だしく岡野が自分を嫌う様になりたるは、
柳田の宮内書記官兼任の時岡野が兼任俸給150円を増すことの周旋をなさんと言いたるに、
自分がそれには及ばずと言いたる事が非常に感情を害し、
その後自分に対する態度が急に変わりたる。


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倉富日記 大正08年10月11日

司法官僚石渡敏一の台詞

柳田は09月に至れば辞職する旨を言明しおりたるも、
近来に至りてはこれを変更し辞職せずと言いおれり。
柳田はなかなか執拗なり。


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倉富日記 大正08年10月15日

柳田国男の台詞

自分の辞職のことは疾く決心しその準備を終りたるも、
石渡敏一より何らの事を申し来らざるゆえ岡野に書を送り
「このまま経過する事は徳川のため不利益になるにつき、
何とか解決の方法を講ぜざるか」と申し遣し、
岡野より「この事については何か行違あると思うにつき熟談したし。一度来訪せよ」と申し来り。
自分よりさらに書を送り
「君より話したいことあるべきも、この事につき君に面会する事は迷惑なり」と申し遣したり。
その後どこよりも何たる事も申し来らざるにつきさらに徳川に書を送り
「聞く所によれば君は近日支那に行かれる由。
自分の問題を解決せずして支那に行かれるは君のため不利益なるゆえ、
支那行を止めこの重大問題を解決せらるる方よろしかるべし」旨を申し遣し、
徳川に書を送りたるだけにてはいたずらに徳川を困らしむる事と思いたるゆえ石渡にも書を送り、
徳川に書を送りたる始末を報じ置きたり。
副議長黒田長成侯爵にこの事を話さんとは思いたるも、
これも黒田を困らしむるのみと思い見合せ置きたる所、
徳川より黒田に話したる趣にて黒田は非常に困りおれり。
今日となりては自分より何らかの廉なくして辞する訳にはいかざるゆえ辞職せざる事に決したり。
今年05月石渡と話し合いたるとき自分は君に話したる通り、石渡に対しても
「徳川より謝すればすぐに辞任する」旨を告げ、石渡より何とか通知する事に約しおいたり。
その後聞く所にては石渡より岡野に対し徳川より謝する事にする様相談し、
岡野もこれに同意したりとの事なり。
よりて自分は石渡に対し「君は中口よりこの事に関係したるゆえ、
徳川をして謝せしむることも出来ざる訳にはあらざるべきも、
岡野は左様なる事が出来る訳にあらず」と言い置いたり。


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倉富日記 大正10年04月07日

柳田国男の台詞

来月08日の船にてヨーロッパに行くつもりにつき、その前には往訪すべし。

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by vMUGIv | 2008-01-20 00:00 | 大正

平塚らいてう

官僚平塚定次郎夫人 平塚光沢 平塚らいてうの母

撮影:明治
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by vMUGIv | 2004-01-02 00:00 | 大正


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