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by vMUGIv
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谷崎潤一郎 その7

★3番目の妻 人妻 森田松子
1903-1991 明治36-平成03 88歳没


■前夫 実業家 根津清太郎 離婚
1900-1956 明治33-昭和31 56歳没


●清太郎の子 清治  松子の妹重子の養子となる 高折千万子と結婚
1924- 大正13-
●清太郎の子 恵美子 谷崎の養女となる 観世栄夫と結婚
1929- 昭和04-


■後夫 谷崎潤一郎


■父 森田安松
1864-1928 元治01-昭和03 64歳没


■母 シエ
1873-1917 明治06-大正06 44歳没 


●長女朝子 『細雪』鶴子のモデル 
1899-1981 明治32-昭和56年 82歳没
■夫 商社マン卜部詮三を婿養子に迎える
生年月日不明

●二女松子 『細雪』幸子のモデル
■前夫 実業家根津清太郎
1900-1956 明治33-昭和31 56歳没

●三女重子 『細雪』雪子のモデル 
1907-1974 明治40-昭和49 67歳没
■夫 松平康民子爵令息渡辺明
1898-1949 明治31-昭和24 51歳没

●四女信子 『細雪』妙子のモデル 
1910-1997 明治43-平成09 87歳没
■夫 ゴルファー嶋川信一
1909-1982 明治42-昭和57 73歳没


◆大正06年 14歳 母死亡。
◆大正12年 20歳 根津清太郎23歳と結婚式挙げる。谷崎一家、東京から兵庫に移住。
◆大正13年 21歳 長男清治誕生。
◆昭和02年 24歳 芥川龍之介に会いに行き谷崎41歳と知り合う。
金融恐慌が起き、根津商店傾き始める。
◆昭和03年 25歳 父死亡。
◆昭和04年 26歳 長女恵美子誕生。清太郎29歳が信子19歳と駆け落ち騒動を起こす。 
谷崎邸で地唄舞の稽古開始、松子・重子・信子も習いに通う。
◆昭和05年 27歳 谷崎&千代離婚<細君譲渡事件>
◆昭和06年 28歳 谷崎45歳&丁未子24歳結婚式挙げる。
新婚旅行に谷崎夫妻・妹尾夫妻・松子が行く。旅館を抜け出し夜キスをする。
谷崎夫妻が根津別邸の離れに転居、母屋には根津一家が住んでいた。
◆昭和07年 29歳 根津商店倒産。
◆昭和09年 31歳 谷崎48歳と同棲。清太郎34歳に無断で離婚手続きをする。
◆昭和10年 32歳 谷崎&丁未子28歳離婚成立、谷崎49歳&松子32歳結婚式挙げる。
◆昭和16年 38歳 信子31歳&鴨川信一32歳結婚。重子34歳&渡辺明43歳結婚。
◆昭和21年 43歳 京都に転居。
◆昭和24年 46歳 渡辺明51歳没、重子42歳未亡人となる。
◆昭和25年 47歳 熱海に別荘を持つ。
◆昭和26年 48歳 清治27歳&高折千萬子20歳結婚。 
◆昭和29年 51歳 熱海に転居。
◆昭和31年 53歳 清太郎56歳没。
◆昭和35年 57歳 恵美子31歳&観世栄夫33歳結婚。
◆昭和40年 62歳 谷崎79歳没。
◆昭和49年 71歳 重子66歳没。
◆昭和56年 78歳 朝子82歳没。
◆平成03年 88歳 2月1日死亡。
◆平成09年     信子87歳没。


母親が亡くなった後、父親は健康のために娘たちを西宮市香櫨園の別荘で育てた。
父は大阪本宅にいるため、姉妹は気ままに過ごしていた。
特に松子は素行不良で女学校を退学させられたほどの発展家であった。
朝子が早稲田大学を卒業し三菱商事に勤務している卜部詮三を婿養子に迎えて、
松子は大阪屈指の木綿商根津商店の若旦那根津清太郎と結婚する。
森田家は父親の死をきっかけに全員が本宅で暮らすようになったが、
姉婿との同居を窮屈に感じる重子・信子は松子の家で暮らすようになる。

芥川龍之介のファンだった松子は、芥川が大阪に講演に来ていると知り
旅館まで外車スチュードベーカーズを飛ばして会いに行く。
そこに芥川と一緒にいたのが谷崎であった。
芥川は松子に興味を示さなかったが、谷崎は松子をダンスホールに誘い踊る。
谷崎&千代一家と根津一家の交流が始まる。

松子が娘恵美子を妊娠中、清太郎は信子と駆け落ち騒動を起こす。
二人は3日ほどで連れ戻されたが、事件は新聞にすっぱ抜かれる。
それも清太郎の相手は信子ではなく重子と書かれてしまった。
世間体をはばかった根津家は、松子と信子と重子を引き続き同居させた。
家の内でなら清太郎と信子が何をしようと外には漏れないからだ。
しかし、次第に根津商店は傾いていく。

谷崎が千代夫人と離婚して、丁未子と再婚する。
しかし二人の新婚旅行について行った松子は、夜谷崎と密会する。
夙川の根津別邸の離れに谷崎夫妻が引っ越してくる。
母屋には清太郎・松子・重子・信子などが住んでいた。
根津商店が倒産し転々と落ちぶれて行くが、常に谷崎夫妻も近所に越してくる。
信子が家計を握り、重子が家政と育児を受け持った。
谷崎の家は丁未子が守り、根津の家は重子を守り、
清太郎&信子、谷崎&松子が不倫という複雑な状態が続く。

谷崎と松子は打出の家で同棲を始める。
松子は清太郎に無断で離婚手続きをして、二人は結婚式を挙げた。
重子と恵美子は引き取ってくれたが、清治は引き取ってくれず清太郎のもとに残された。
そのうち清太郎に愛想を尽かした信子も住むようになった。

昭和16年3月に信子が結婚、4月に重子が結婚するが、
8年後重子の夫が胃ガンで亡くなると重子は谷崎家に戻ってくる。
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by vMUGIv | 2011-04-07 00:00 | 大正
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